米フロリダ州 ハリケーンで大きな被害 被害の把握進める

アメリカ南部のフロリダ州では、ハリケーンの影響で建物が大きく壊れたり、広い範囲で道路が冠水するなどの被害が出ていて、バイデン大統領も「多くの命が失われたおそれがある」と述べるなど被害の把握を進めています。

アメリカの気象当局によりますと、ハリケーン「イアン」は28日、フロリダ半島に上陸し横断したあと、大西洋を北に進んでいて、このあと再びアメリカに上陸するおそれがあります。

ハリケーンは、上陸した時の勢力が「カテゴリー4」と5段階のうち2番目に強く、特にフロリダ半島の西側で、建物が壊れたり道路が冠水するなどの被害が確認されています。

現場上空で撮影された映像からは建物の屋根が大きく壊れている様子や、多くのボートが陸地に打ち上げられている様子がわかります。
バイデン大統領は29日、記者会見で「犠牲者の数はまだわかっていないが、多くの命が失われたおそれがあるとの報告を受けている」と述べ、大規模な災害が起きているという認識を示しました。

現地では地元当局が取り残された人の救出活動や行方不明者の捜索を行うとともに、被害の全容把握を進めています。