与野党6党国対委員長会談 与党側 臨時国会運営への協力を要請

来月3日の臨時国会の召集を前に与野党の国会対策委員長が会談し、与党側が国会運営への協力を要請したのに対し、細田衆議院議長が旧統一教会との関係を国会で説明する必要があるとして対応を求めました。

自民党や立憲民主党など与野党6党の国会対策委員長は29日午前、国会内で会談しました。

この中で、自民党の高木国会対策委員長は、来月3日に召集される臨時国会について「丁寧な運営に努めるので、ご理解をお願いしたい」と協力を要請しました。
これに対し、立憲民主党の安住国会対策委員長は「召集まで1週間を切った段階で政府が提出する法案の説明もなく、ずさんな国会対応は国民をないがしろにしている。このような態度が続けば徹底的に対決する」と強調しました。

そして、野党側は、細田衆議院議長が旧統一教会との関係を国会で説明する必要があるとして与党側に対応を求めました。

このほか、野党側が、安倍元総理大臣の「国葬」の検証と、今後「国葬」を実施する際の基準やルールについて、衆議院議院運営委員会の理事会で協議するよう求めたのに対し、与党側は持ち帰って検討する考えを伝えました。

自党 高木国対委員長「丁寧な国会運営心がけたい」

自民党の高木国会対策委員長は、記者団に対し「私から国会運営に関して理解と協力をお願いし、野党側の国会対策委員長からいろいろな意見を賜った。きょうお聞きをした意見を真摯に踏まえて丁寧な国会運営に心がけていきたい」と述べました。

立民 安住国対委員長「自民は改革に後ろ向き 情報開示に不熱心」

安倍元総理大臣の「国葬」をめぐり立憲民主党の安住国会対策委員長は、記者団に対し「検証や厳格なルール化について、国会の議院運営委員会で話し合うことは合意しようと申し上げたが、自民党は『持ち帰って検討する』という話だった。自民党はすべての改革に後ろ向きで、すべての情報開示に不熱心だ」と述べました。

公明 北側副代表「与野党しっかり連携を」

公明党の北側副代表は、記者会見で、野党側が与党側からの臨時国会の会期の提示が遅かったなどと批判していることについて「国会対策では、与党側が野党としっかり意思疎通を図っていくことがとても重要で、そこに問題がなかったのか、検討してもらいたい。財務大臣の海外出張の話も急に出てきたが、そんなことは前からわかっているだろうと思っている。野党の協力のもとで、スムーズに国会を開かなければならず、しっかり連携を密にしてほしい」と苦言を呈しました。