静岡 掛川で土砂崩れ 男性1人死亡 浜松では9歳男の子ら3人けが

24日未明、静岡県掛川市で土砂崩れが発生して住宅1棟が土砂に巻き込まれ、この家に住む45歳の男性が死亡しました。

24日午前1時前、掛川市遊家の住宅で、「土砂崩れで建物が倒壊した。2階にいる息子の安否を確認してほしい」と家族から通報がありました。

警察などによりますと、2階建ての住宅1棟が斜面から崩れてきた土砂に巻き込まれ、この家に住む山崎悟司さん(45)がおよそ1時間後に救助されましたが、まもなく死亡が確認されました。

男性と一緒に暮らしていた家族は自力で逃げ出して無事だということです。

この住宅は、土砂によってずれ動き、傾いていました。

近くに住む60代の男性は「夜中にザーッと言う強い雨音が続く中で消防車両のサイレンの音が鳴り響き、土砂崩れに気付いた。被害に遭った住宅の人からは、息子さんは離れ家の1階で土砂に巻き込まれたと聞いた。このあたりはほかにも裏山のある家が多いので心配です」と話していました。

浜松市 住宅が土砂に巻き込まれ9歳男児など3人けが

24日午前0時過ぎ、浜松市天竜区緑恵台の住宅で「土砂崩れで建物が倒壊して中に子どもが取り残されている」と消防に通報がありました。

警察と市によりますと、住宅地の近くにある斜面がおよそ14メートルの高さから崩れて合わせて3棟の住宅が土砂に巻き込まれ、このうち家族3人が暮らしていた1棟では9歳の男の子がテレビの下敷きになって動けなくなったということです。

男の子はおよそ1時間後に駆けつけた消防に救助され、けがをして病院で手当てを受けましたが、命に別状はないということです。

また、63歳の父親と41歳の母親の2人も軽いけがをしました。

警察によりますと、土砂に巻き込まれた残りの2棟の住民については、自力で逃げ出して無事だったということです。

静岡県 住宅36棟が浸水被害

静岡県危機対策課によりますと午前2時半現在、県内では合わせて36棟の住宅で浸水の被害が確認されているということです。

このうち床上浸水は
▽島田市で8棟、
▽掛川市と▽森町でそれぞれ2棟の
合わせて12棟。

床下浸水は
▽島田市で14棟、
▽掛川市と▽菊川市でそれぞれ3棟と、
▽御前崎市と▽牧之原市でそれぞれ2棟の
合わせて24棟となっています。

このほか、磐田市や袋井市などでも住民から浸水の情報が相次いでいるということで、職員が確認を進めています。