太平洋島しょ国と連携強化へ 5か国外相で新枠組み 中国念頭に

海洋進出を強める中国も念頭に、太平洋の島しょ国との連携強化に向けた日本、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの5か国による新たな枠組みの外相会合が開かれ、透明性の確保といった共通原則のもと協力を進めていくことを確認しました。

5か国による外相会合はニューヨークでの国連総会に合わせて日本時間の23日朝、フィジーやパラオ、ソロモン諸島などの太平洋の島しょ国の代表なども招いて開かれました。

会合で、林外務大臣は、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた取り組みを説明し、気候変動対策などの分野で島しょ国を支援していく考えを示しました。

そして、会合では、地域主義や透明性の確保といった共通原則のもと島しょ国と緊密に対話しながら協力を進めていくことを確認しました。

太平洋の島しょ国をめぐっては、中国がソロモン諸島と安全保障に関する協定を結ぶなど影響力を強めようとする動きを見せています。

会合のあと林大臣は、記者団に対し「太平洋の島しょ国地域でのさまざまな動きはしっかりと注視していて、島しょ国自身の取り組みを支える形で協力を強化していく。日本の強みを生かした協力を進めたい」と述べました。