NY外国為替市場 円相場が荒い値動き

急速な円安に歯止めをかけるため政府・日銀が市場介入を行ったあとの22日のニューヨーク外国為替市場では円相場が一時、140円台前半まで値上がりしたあと、142円台半ばまで値下がりするなど、荒い値動きとなっています。

22日のニューヨーク外国為替市場は、急速な円安に歯止めをかけるため日本政府・日銀がドル売り円買いの市場介入を行ったあとの取り引きとなり、朝方にはさらなる市場介入が警戒されてドル売り円買いの動きが出て、円相場は一時、1ドル=140円台前半まで値上がりしました。

しかし、その後はアメリカの長期金利が上昇したことで日米の金利差の拡大が意識されて円を売ってより利回りが見込めるドルを買う動きが再び強まり、円相場はじりじりと値下がりして一時、1ドル=142円台半ばまで下落するなど荒い値動きとなっています。

市場では円安に歯止めをかける市場介入は一定の効果があったと受け止められた一方、アメリカの長期金利の上昇が続き日米の金利差が拡大すれば再び円安が進むおそれがあるとの見方も出ています。

市場関係者は「市場介入によって損失が出た投資家もいて、さらなる市場介入への警戒感が広がっている一方、効果は長続きしないと見て円を売る投資家もいて不安定な値動きとなっている」と話しています。