政府 水際対策 入国者数の上限撤廃含めさらなる緩和を検討

新型コロナの水際対策をめぐり、政府は、円安も背景に日本への観光客の増加が見込まれるとして、1日当たりの入国者数の上限撤廃も含め、さらなる緩和を検討していて、感染状況なども見極めながら、緩和の時期を判断する方針です。

新型コロナの水際対策をめぐり、政府は、この秋以降、円安も背景に日本への観光客の増加が見込まれるとして、1日当たりの入国者数の上限撤廃やツアー以外の個人旅行を認めることなども含め、さらなる緩和を検討しています。

松野官房長官は記者会見で「感染拡大防止と社会経済活動のバランスを取りながら緩和を進めるという基本的な考え方に変わりはない。感染状況やニーズ、主要国の水際措置の状況などを踏まえ、適切に判断していく」と述べ、感染状況なども見極めながら、緩和の時期を判断する考えを示しました。

一方、「県民割」に代わる観光需要の喚起策「全国旅行支援」の開始時期についても「専門家による評価を踏まえながら、総合的に感染状況を見極め改善が確認できれば実施していく方針だ」と説明しました。