プロ野球 10月のドラフト会議 ファン招待せず 3年連続無観客に

10月20日に行われるプロ野球のドラフト会議について、NPB=日本野球機構は、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いていないことから、ファンを招待しないことを決めました。これでドラフト会議は3年連続で無観客となります。

例年、都内のホテルで行われているプロ野球のドラフト会議は、平成21年からはファンを招待して開催されるようになりましたが、おととしと去年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、招待をとりやめて無観客で開催されました。

10月20日に予定されていることしのドラフト会議について、NPBの井原敦事務局長は、ことし5月の段階では「もう少し時期が近くなったときに判断したいが、現時点ではお客さんを入れるような形を考えたいと検討している」としていました。

しかし、新型コロナの感染が依然として落ち着いていないことから、NPBは5日開いた実行委員会で、ことしもドラフト会議にファンを招待しないことを決めました。

このため、ドラフト会議は3年連続で無観客となります。

このほか5日の実行委員会では、来シーズンの公式戦について、ことしと同様、延長12回まで行うことなどを決めました。