ジョコビッチ 全米オープン欠場へ コロナワクチン未接種で

テニスのノバク・ジョコビッチ選手が、今月末に開幕する四大大会の1つ、全米オープンを欠場することになりました。
ジョコビッチ選手は自身のSNSで「残念ながら、今回はニューヨークに行くことはできない」などと投稿しています。

世界ランキング6位でセルビアのジョコビッチ選手は、今月29日、アメリカ・ニューヨークで開幕する四大大会の1つ、全米オープンに出場する予定でしたが、大会を主催する全米テニス協会は25日、「ワクチン接種の規定によって入国できず、出場できないのは非常に残念だ」などとしてジョコビッチ選手が欠場することを公表しました。

ジョコビッチ選手は25日、自身のSNSで「残念ながら、今回は全米オープンのためにニューヨークに行くことはできない。心身ともにいい状態を保って、また戦える機会を待ちたい」などと投稿しました。

ジョコビッチ選手は、ことし1月、新型コロナウイルスのワクチンを接種していなかったことなどから全豪オープンに出場できず、その後、ワクチンを接種していないことについてイギリスの公共放送BBCの取材に対し「その代償を払う用意がある」などと述べていました。

このため、全仏オープンが今シーズン最初の四大大会となり、その後、ウィンブルドン選手権で4大会連続の優勝を果たしましたが、今月、アメリカで行われた全米オープンの前哨戦となるツアー大会では、ワクチンを接種していなかったことなどからアメリカへの入国が認められないとして、欠場していました。