観光船沈没 知床半島の海岸で警察が集中捜索 骨片や靴など発見

ことし4月、観光船が沈没した現場に近い知床半島の海岸で始まった警察による集中捜索で、初日の18日、新たに骨のかけらやスニーカーなどが見つかりました。警察は行方が分からなくなっている乗船者との関連がないか確認を進めることにしています。

ことし4月に知床半島の沖合で観光船「KAZU 1」(19トン)が沈没した事故は乗客14人が死亡し、今も12人の行方が分かっていません。

沈没現場に近い半島の西側の海岸で今月14日、人の頭の骨が見つかったことを受けて、警察は18日から周辺の海岸線や海上で集中的な捜索を始めました。
18日午前8時前に、警察官やヒグマの警戒に当たるハンターなどおよそ20人が斜里町のウトロ港に集まり、事故現場の方角を向いて黙とうをささげました。

その後、警備艇に乗り込んで捜索の拠点となる半島先端部の文吉湾に向かい、このうち陸上の捜索隊は海岸線を歩いて行方不明者の手がかりを探しました。

警察によりますと、18日の捜索は午後4時半まで行われ、新たに骨のかけらのほか、大人用と子ども用のスニーカーが片方ずつと帽子が見つかったということです。

警察は行方が分からなくなっている乗船者との関連がないか、骨のDNA鑑定を行うなどして確認を進めることにしています。

集中捜索は20日まで行われます。

一方、第1管区海上保安本部が18日、同じ「文吉湾」付近の海岸線などを捜索したところ、岩場から骨のようなもの合わせて13個が見つかったほか、近くの海上からは黒い手提げバッグ1つが回収されたということです。

骨のようなものについては行方不明者の可能性もあるとして海上保安本部が確認を進めることにしています。