ビル・ゲイツ氏 林外相と面会 新型コロナ対策など連携で一致

アメリカのIT大手マイクロソフトの創業者で難病の撲滅などに取り組むビル・ゲイツ氏が外務省を訪れ林外務大臣と面会しました。来年広島で開催されるG7サミット=主要7か国の首脳会議を見据え、新型コロナ対策などで緊密に連携していくことで一致しました。

ビル・ゲイツ氏は、保健分野の国際貢献に寄与したとしておととしの「春の叙勲」で「旭日大綬章」を受章していましたが、新型コロナの感染拡大の影響で勲章などの受け渡しが延期されていました。

今回日本を訪れたのを機に18日外務省で林大臣と面会し、勲章などを受け取りました。

ゲイツ氏は「とても光栄だ。残りの人生をかけて、できるかぎり国際保健分野に取り組みたい」と述べました。

そして2人は、来年5月に広島で開催されるG7サミット=主要7か国の首脳会議を見据え、新型コロナ対策などで緊密に連携していくことで一致しました。