旧統一教会 関連施設訪問の萩生田政調会長 “思い足りず反省”

自民党の萩生田政務調査会長が、参議院選挙の公示直前の6月中旬、旧統一教会の関連施設を訪問していたことについて、記者団の取材に応じ「教会の社会的な問題は今はないと認識していたが、いまだに苦しんでいる方がいることに思いが足りず、反省している」と述べました。

自民党の萩生田政務調査会長は、先月の参議院選挙で初当選した自民党の生稲晃子議員とともに、選挙の公示直前の6月18日「世界平和統一家庭連合」旧統一教会の関連施設を訪れていたことが明らかになりました。

萩生田氏は、18日午後、自民党本部で記者団の取材に応じ、旧統一教会との関わりについて「地元の支援者のなかに『世界平和女性連合』の会員がいて、その縁でつきあいが始まった。『世界平和統一家庭連合』と名称が非常に似ているが、旧統一教会との関係はあえて触れなかった」と述べました。

そして、生稲氏と関連施設を訪問したことについては「私が了解して訪問した。私は『女性連合』の皆さんの集まりだという認識で行ったが、生稲氏は知らなかったと思う」と述べました。

そのうえで「私自身は、旧統一教会の昭和の時代の社会的な問題は承知をしていたが、その後、悪い噂を聞くこともなかったし、かつての社会的な問題は今はないという認識をしていたが、いまだいろんなことで苦しんでいる方がいらっしゃることには少し思いが足りなかったと反省している」と述べました。

そのうえで「今後は一線を画し、政務調査会長として、宗教法人の在り方などをめぐる政府の動きと連携しながら、しっかり見守っていきたい」と述べました。

一方、政治資金収支報告書によりますと、萩生田氏が代表を務める政治団体は平成24年の3月と7月に、政党支部は平成27年3月と令和元年12月にそれぞれ「世界平和統一家庭連合」、旧統一教会が関係する団体に会費として1万5000円を支出していたことがわかりました。

萩生田氏の政治団体は平成26年3月に、政党支部は平成29年3月にも関係する団体にそれぞれ1万5000円を会費として支出していたことがすでに明らかになっています。

これに関連して萩生田氏は「団体のボランティア活動などに一定の理解と応援をしていた。ボランティア支援のためのチャリティーパーティーに参加する形で支払った経緯がある。団体から財政的な支援や寄付を受けたことはない」と述べました。