終戦の日 広島「平和の鐘」鳴らす集い 核兵器のない世界を願う

終戦から77年となった15日、広島市の平和公園では被爆者や高校生などが核兵器のない世界を願って「平和の鐘」を鳴らす集いが開かれました。

広島市中区の平和公園では、広島ユネスコ協会が毎年終戦の日に合わせて「平和の鐘」を鳴らす集いを開いていて、被爆者や高校生などおよそ70人が参加しました。

はじめに、ことしの高校生平和大使で広島国泰寺高校3年の荒川彩良さんがスピーチを行い「ロシアのウクライナ侵攻で核抑止や核共有の話をよく聞くようになりましたが、核を持つということは広島、長崎の悲劇を繰り返す可能性があるということです。今こそ被爆国として核兵器廃絶を訴えていく必要があります」と呼びかけました。

このあと参加者は戦争や原爆の犠牲者に黙とうをささげ、世界が1つであることを象徴する国境のない世界地図が描かれた「平和の鐘」を順番に鳴らしました。

原爆資料館の元館長で、母親の胎内で被爆した畑口實さん(76)は「核のボタンを押せばどうなるかということはロシアも分かっていると思うので、絶対に核のボタンだけは押されないことを願っています」と話していました。