WBC栗山監督 大リーグ視察し帰国 精密な投手力と守りで接戦に

来年3月のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックに臨む日本代表の栗山英樹監督が大リーグの視察を終えて14日帰国し、「精密な投手力と守りを固めることで接戦に持ち込むことが日本の野球の勝つ形だと感じた」と述べて、本番を見据えていました。

栗山監督は来年3月のWBCに向けて、大谷翔平選手やダルビッシュ有投手など日本選手と対面やオンラインで面談を行ったほかライバルチームの選手の視察を行い、14日に帰国しました。

帰国後に報道陣の取材に応じた栗山監督は「日本選手の体調などについて本人だけでなくコーチなどにも話を聞いて確認した」と今回の視察の意図を述べました。

また大リーグでプレーする外国人の選手の印象について「リリーフや抑えは160キロ以上の球速でボールも動く。日本のバッターが見たことのないようなボールなので、その辺りを見ることができてよかった」と振り返りました。

その上でWBCに向け「大量点は取れないので、日本の精密な投手力と守りを固めて、接戦に持ち込むことが勝つ形になると感じた。そこから、どうやって点を取るのか誰が点を取るのか考えないといけない」と日本の戦い方について言及しました。

一方で、報道陣から大谷選手の起用方法について質問されると「どのような選手選考をするのか考えている段階なので、1人の選手について私が何か言うことはない」と述べて、大谷選手を含む日本選手の選考については明言を控えました。

日本代表はWBCに向け11月にオーストラリア代表との強化試合を予定しているほか、来年2月の中旬には宮崎市で大会直前の合宿を行うことにしています。