交通事故にあったヤンバルクイナ 回復し やんばるの森に帰る

沖縄県国頭村で交通事故にあい、けがをして保護されていた国の天然記念物「ヤンバルクイナ」が、手当てを受けて回復し11日にやんばるの森に帰されました。

この「ヤンバルクイナ」はメスの成鳥で、今月3日に沖縄県国頭村の県道で倒れているのを地元の人が見つけました。

うるま市のNPO「どうぶつたちの病院沖縄」で検査した結果、尾の羽から出血するなどして、立つこともできないけがをしていました。
その後、治療を受けて回復したことから、11日に環境省やNPOの職員などが見守る中、保護された場所の近くの森に帰されました。

環境省によりますと、ことしに入って11日にまでに交通事故に巻き込まれた可能性がある「ヤンバルクイナ」が20羽確認され、4羽は救護されたものの16羽は死んでいます。

環境省やんばる自然保護官事務所の吉川紀愛自然保護官は「道路を通行する際は、やんばるの希少な動物がひかれないよう、制限速度を守ってほしい」と話していました。