日本学術会議会員候補「次期選考で解決策検討も一案」官房長官

おととし任命しなかった日本学術会議の会員候補6人への対応について、松野官房長官は、任命手続きをやり直すことはないとしたうえで、来年行われる次期の候補者選考を進める中で解決策を検討することも選択肢の1つだという認識を示しました。

日本学術会議は、菅政権当時のおととし、推薦した会員候補6人が任命されなかったことから、梶田会長が政府に6人の名簿を提出する用意がある考えを示すとともに任命手続きをやり直すよう繰り返し求めてきています。

松野官房長官は12日の記者会見で、当時の任命手続きはすでに終わっており、やり直すことはないという政府の立場を重ねて示しました。

そのうえで「梶田会長には『さらに次期の候補者選考を進める中で、解決を考えていくのも一案ではないか』ということを伝え、会長からは『難しい提案だと思うが、持ち帰って検討したい』との返事をいただいた。政府の立場を踏まえた未来志向の対話には前向きに対応していきたいと考えている」と述べました。