島根 国府海水浴場 新型コロナで監視員不足 12日は遊泳禁止に

各地の海水浴場がにぎわう中、島根県浜田市では新型コロナウイルスの影響で監視員を十分に確保できないとして、12日は遊泳禁止の措置がとられました。

島根県浜田市にある「国府海水浴場」は白い砂浜がおよそ1キロにわたって広がり、県内外から毎年1万人以上が訪れる人気の海水浴場のひとつです。

この海水浴場では平日は3人以上、土日や祝日は5人以上の監視員を配置して溺れた人の救護などにあたっていますが、新型コロナの影響で監視員を十分に確保できないとして12日は遊泳禁止の措置がとられました。

浜辺を見渡すことができる監視所には浜田市観光協会の職員らが臨時で訪れ、スピーカーを使って泳がないよう呼びかけていました。

13日以降は監視員を確保できるとして海水浴場を開くということです。

浜田市観光協会の中山良一事務局長は「仮に溺れたときに救助に行けないので遊泳禁止としました。海水浴を楽しみにしていた方も多いと思うので残念ですが、13日以降泳ぎに来てほしいです」と話していました。