大雨 青森 鯵ヶ沢町 アユ少なくとも1万匹 養殖場から流れ出す

9日からの大雨で広く浸水の被害が出ている青森県鯵ヶ沢町では、特産のアユ、少なくとも1万匹が養殖場から流れ出すなど、深刻な被害が出ています。

鯵ヶ沢町を流れる赤石川に生息するアユは、その体の色から「金アユ」と呼ばれ、町は地域の観光資源として養殖や放流を行っています。

9日からの大雨で町が運営する養殖場には赤石川からあふれた水が流れ込み、8つの生けすで育てていたおよそ5万匹のアユのうち、少なくとも1万匹が流れ出したということです。

生けすの中には大量の泥が流れ込んでいるため、残ったアユも酸素不足で弱り始めていて、被害はさらに広がるおそれがあるということです。

町は施設の復旧を急いでいて、鯵ヶ沢町農林水産課の加藤信行班長は「ここまでの被害が出る長雨は経験がなく、旬を迎えたアユに突然の被害が出たのでショックです。鯵ヶ沢のアユを絶やさないよう精いっぱい頑張りたい」と話していました。