中国 7月の輸出額 18%増加 上海外出制限から輸出回復鮮明に

景気減速が懸念される中国で7月の輸出額は、去年の同じ月と比べて18%の大幅な増加となりました。新型コロナウイルスの感染拡大による上海での厳しい外出制限から輸出の回復が鮮明になった形です。

中国の税関当局が7日発表した7月の貿易統計によりますと、輸出額は、3329億6000万ドルと、去年の同じ月と比べて18%の大幅な増加となりました。

中国の輸出は、新型コロナの感染対策としてとられた上海での外出制限の影響などで一時、低い水準に陥りましたが、輸出の回復が鮮明になった形です。生産や物流が回復したことで先月はヨーロッパや東南アジア、日本など、主な貿易相手への輸出が大幅に増加しました。
一方、輸入額は、2317億ドルで2.3%の増加と、低い伸び率にとどまりました。国内経済の減速で需要が弱い状況を反映しているものとみられます。
このほかロシアとの貿易では、輸入額は去年の同じ月と比べておよそ49%増加し原油や天然ガスの輸入拡大が続いたとみられるほか、輸出額もおよそ22%増えて、両国の貿易が活発になっていることがうかがえます。