中国軍 7日も台湾周辺で大規模軍事演習 軍事活動の常態化懸念

アメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問したことに対抗して、中国軍は7日も台湾周辺での大規模な軍事演習を行いました。台湾国防部は、中国軍が7日、「台湾本島と、海上にいる台湾の艦船に対する攻撃の模擬訓練」を行ったと発表しました。

アメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問したことへの対抗措置だとして、中国軍は、8月4日から台湾を取り囲むように合わせて6か所の海域と空域で大規模な演習を行ってきました。

中国軍で東シナ海を所管する東部戦区は、7日も計画に基づいて台湾周辺で、陸上に向けた攻撃と、空中での長距離打撃能力を試すことに重点を置いた実戦的な合同演習を行ったと発表しました。

一方、台湾国防部は、中国軍が7日、「台湾本島と、海上にいる台湾の艦船に対する攻撃の模擬訓練」を行ったと発表し、午前の時点で、中国軍の多数の航空機や艦艇、それに無人機が台湾海峡周辺で活動しているのが確認されたとしています。

これに対し、台湾軍は、航空機と艦艇を派遣して「適切に対処した」としています。

中国軍は、軍事演習を、日本時間の7日午後1時まで行うとしていて、すでにそれを過ぎています。

ただ、演習の終了後も、台湾周辺での軍事活動を常態化させ、台湾に対する軍事的な圧力を強めるのではないかと懸念が広がっています。