イスラエル ガザ地区へ空爆続け応酬も 国連が鎮静化呼びかけ

パレスチナの武装勢力に軍事作戦を行っている中東のイスラエルは、6日もガザ地区への空爆を続け、パレスチナ側の死者の数は女性や子どもを含めて24人に上ります。
これに対して武装勢力側もロケット弾で反撃し、国連は双方に事態の鎮静化を呼びかけています。

イスラエルは今月5日、イランからの支援を受けるガザ地区の武装勢力「イスラム聖戦」への軍事作戦を始め、6日には地区の中心的都市ガザ市で、勢力の拠点だったとみられる住宅などへの空爆を行いました。

NHKが独自に撮影した映像では、建物が密集した町なかから突然黒煙と赤い炎が上がり爆発音が聞こえるほか、夜間にはロケット弾と迎撃ミサイルによる応酬の様子が確認できます。

一方、イスラム聖戦は、5日に軍事部門の幹部が空爆で殺害されたことなどに反発し、イスラエル南部をロケット弾で攻撃しています。

今回の攻撃の応酬でパレスチナ側は、子どもや女性を含む24人が死亡し200人以上がけがをしました。

一方のイスラエル側は、死者は出ておらず、避難の際に数人のけが人が出たと伝えられています。

今回の事態を受けて国連で中東和平を担当するウェネスランド特使は、最近のウクライナ情勢を念頭に「世界的に資源がひっ迫するなか、さらなる人道支援や資金援助を用意する余裕はない」と懸念を示し、双方に事態の鎮静化を呼びかけています。