小田急線切りつけ事件から1年 女性を狙う犯罪に抗議の集会

走行中の小田急線の車内で乗客が切りつけられるなどして10人がけがをした事件から1年となるのに合わせ、主に女性が狙われる事件に対して抗議する集会が東京 新宿で開かれ、参加者たちが対策の強化などを訴えました。

去年8月、小田急線の車内で乗客が刃物で切りつけられるなどして10人がけがをした事件では、当時23歳の女子大学生が胸など7か所を刺されて大けがをするなどしたほか、殺人未遂などの罪で起訴された被告が「幸せそうな女性やカップルを見ると殺したくなる」などと供述したとされることから、主に女性から不安の声があがっていました。
事件から1年となるのに合わせて抗議の声を上げる集会が開かれ、東京 新宿駅前にはおよそ20人が集まってプラカードを掲げながら女性が狙われる犯罪への対策の強化などを訴えました。

参加者たちはかわるがわるマイクを手に「事件の背景には女性差別的な社会がある」とか「性暴力など女性だという理由で被害に遭う事件は日常的に起きている」などと述べました。

集会を呼びかけた24歳の女性は「事件を知ったとき、自分が被害に遭っていたかもしれないと感じ、何か行動を起こさなければならないと思いました。事件を忘れてはいけないと思います」と話していました。