「ロッキン」野外音楽フェスティバル 感染対策とり3年ぶり開催

国内最大規模の野外音楽フェスティバル「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」が新型コロナの感染対策などをとったうえで、千葉市に場所を変えて3年ぶりに6日、始まりました。

「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」、通称「ロッキン」は、2000年から毎年夏に茨城県ひたちなか市の「国営ひたち海浜公園」で開催されてきましたが、新型コロナの影響でおととしと去年は中止となり、運営側は、感染対策と両立させるため、密になりにくい千葉市中央区の「蘇我スポーツ公園」に場所を変えて、3年ぶりに開催することになりました。

初日の6日は、最寄りのJR蘇我駅から多くの人が列をつくり、運営スタッフが、会場までの道を立ち止まらずに進むよう呼びかけていました。

今回はチケットによって入場時間を指定したり複数の駅からシャトルバスを運行したりして参加者が集中するのを防ぐ感染対策が取られています。

このほか、熱中症対策として、会場内ではステージエリア以外で、
▽ほとんど会話を行わず、
▽他の人と2メートルの距離を保てる場合はマスクを適宜外しても構わないとし、観覧の妨げとなるため禁止していた日傘の使用も条件付きで認めています。

子どもと訪れた40代の女性は「会場が広いので、感染対策はとれるのではないかと思います。ワクチンは打ちましたし、マスクをできるだけ外さないようにするなど感染対策をしながら楽しみたい」と話していました。

イベントは、8月13日までの間で5日間、開かれます。