橋が崩落 行方不明の男性の車見つかり周辺を捜索 山形 飯豊町

記録的な大雨となった山形県飯豊町で橋が崩落して男性1人の行方が分からなくなり、警察と消防は橋の周辺で土砂に埋まった状態で見つかった男性の車を重機で引き上げ、詳しい状況を調べるとともに男性の行方を捜索しています。

飯豊町では今月3日、県道が通る橋が崩落し、橋の上を走っていた車1台が流されたという内容の通報が警察に寄せられ、その後、町が確認を進めたところ、当時、車に乗っていたとみられる男性1人の行方が分からなくなっています。

現場では6日も警察と消防がおよそ20人態勢で捜索を行い、警察によりますと、午前11時前、橋の下流から数百メートル離れた川の周辺で男性のものと見られる車が土砂に埋まった状態で見つかったということです。

警察と消防では午後5時過ぎ、重機で車を引き上げました。引き上げられた車は、屋根の部分が大きくへこんでいて、窓ガラスなども割れてなくなっていて、警察によりますと、車のナンバーから男性の車と確認されたということです。

警察は、詳しい状況を調べるとともに引き続き車の周辺で男性の行方を捜索しています。

行方不明男性の親族「早く見つかって」

行方が分からなくなっている山形県飯豊町の男性について、男性が、親族のために浸水対策を手伝おうと車で移動する途中で橋の崩落に巻き込まれた可能性があることが自治体関係者などへの取材で分かりました。

NHKが自治体関係者や男性の親族などを取材したところ行方が分からなくなっているのは町内の80代の男性で、今月3日の夕方、親族の住宅を訪れ、浸水対策を手伝い、土のう袋を持ってこようと親族の住宅を車で離れた後、行方が分からなくなっていたことが分かりました。
男性の住宅と親族の住宅は崩落した橋が架かる川を挟んだ同じ地区にあることから、関係者は男性が車で移動中に橋の崩落に巻き込まれた可能性があるのではないかとしています。

男性の親族の女性は、NHKの取材に対し「困ったときに手伝いなどをお願いすると、すぐに来てくれるような優しい人です。早く見つかってくれることを願っています」と話しています。