岸田首相 来週にも内閣改造 表明 旧統一教会との関係点検指示

岸田総理大臣は6日、広島市で記者会見し、新型コロナや物価高などの課題に対応するため「早く新しい体制をスタートさせたい」として、来週にも内閣改造と自民党の役員人事を行う方針を表明しました。
また、閣僚などに起用する議員には、旧統一教会との関係を点検して結果を明らかにするよう指示する考えを示しました。

この中で岸田総理大臣は「新型コロナ、物価高への対応、ウクライナや台湾情勢、防衛力の抜本的な強化、災害対応、さらには安倍元総理大臣の国葬やわが国の警備体制の強化の議論も行われており、今月末には概算要求が行われ、経済対策も議論していかなければならない。さまざまな課題を考えると、新しい体制を早くスタートさせたいと常々思っていた」と述べ、来週にも内閣改造と自民党の役員人事を行う方針を表明しました。

また、旧統一教会との関係について「私個人は、知るかぎり当該団体とは関係はない」と述べ、みずからの関係を否定しました。
そのうえで「閣僚が国民に疑念を持たれることがないよう、社会的に問題が指摘されるような団体との関係には十分注意しなければならない。私の内閣では、新たに指名する閣僚だけではなく現閣僚や副大臣なども含め、当該団体との関係をしっかり点検してその結果を明らかにしてもらい、適正な形に見直すことを指示したい」と述べました。
一方、宗教団体への対応について「仮に法令から逸脱する行為があれば厳正に対処するとともに、悪質商法などの不法行為への対応や、被害者の救済にも、政府一体となって万全を尽くしていかなければならない」と述べました。

また、安倍元総理大臣の国葬について「世界各国がさまざまな形で国を巻き込んで安倍元総理に対する敬意と弔意を示している状況を踏まえ、国の公式行事として、各国の代表をお招きする形式で葬儀を行うことは適切だと考えている」と述べました。
そのうえで「具体的な規模や内容について検討を進めており、さまざまな機会を通じて丁寧に説明していきたい」と述べました。

公明 山口代表“今月10日に内閣改造 行いたいと伝えられた”

公明党の山口代表は6日、広島市で記者会見し「きのう、岸田総理大臣から電話で、今月10日に内閣改造を行いたいと明確に伝えられた。岸田総理大臣は『この機会に改造を行って長く空白を置かないようにしたい。新しい体制を早くつくることが重要だ』と言っていた。公明党としても、人事への考え方を近々、伝えたい」と述べました。
平和記念式典などに出席するため、広島市を訪れていた岸田総理大臣は、一連の日程を終え、午後6時前に総理大臣公邸に戻りました。

岸田総理大臣は、党幹部らと意見を交わすなど、今月10日の内閣改造と自民党役員人事に向けて調整を進めているものとみられます。