欧州で猛暑 仏では記録的な熱波と干ばつで水不足が深刻に

ヨーロッパの広い地域で猛暑が続く中、フランスでは記録的な熱波と干ばつの影響で水不足が深刻となっていて、政府が対応に追われています。

高気圧の影響でヨーロッパでは、5日も各地で気温が上昇し、スペインでは最高気温が40度に達しました。

このうち、フランスの南部や西部では先月から続く記録的な熱波と干ばつの影響で水不足が深刻となり、飲み水にも影響が出ているということです。

こうした状況を受けて、フランス政府は5日、声明を出し、国民に対して節水を呼びかけるとともに、省庁をまたいだ対策チームを設置し、給水などの調整に当たると発表しました。

また、担当閣僚らは5日、水不足が深刻な自治体を訪問し、地元の農家や貯水池を視察しました。

ベシュ環境相は「私たちは、これまで経験したことのない状況にある。干ばつで水が奪われる中で、暑さによって水がますます必要になるという悪循環が起きている」と述べました。

ヨーロッパでは、イギリスでも、ロンドンのあるイングランドの先月の降水量が記録的に少なくなるなど、各地で水不足への警戒が高まっています。