米空母で日米司令官会見 インド太平洋の安定へ連携強化の考え

中国の弾道ミサイル発射などを受けて監視活動などに当たっているアメリカ海軍の原子力空母が5日、日本とアメリカのメディアに公開されました。
この中で、アメリカ軍と自衛隊の司令官が共同で記者会見を行い、インド太平洋地域の安定に向けて連携を強化していく考えを改めて示しました。

活動が公開されたのは、神奈川県の横須賀基地を拠点としているアメリカ海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」です。

中国が4日に台湾の周辺海域に向けて弾道ミサイルを発射したことなどを受けて、監視活動などに当たっているとされています。

アメリカ軍によりますと「ロナルド・レーガン」は、公開された時点で、横須賀基地から南におよそ540キロの太平洋に展開し、甲板では戦闘機が発着する様子などが見られました。

その後、空母が所属する第5空母打撃群のマイケル・ドネリー司令官と、海上自衛隊の福田達也 護衛艦隊司令官が共同で記者会見しました。

この中で、ドネリー司令官は「私たちが継続的に活動を行うことで、インド太平洋における安定と安全の維持を可能としている。海上自衛隊と緊密な関係を築くことで、お互いの能力を強化し、集団的自衛能力を向上させることができる」と述べました。

これに対し福田司令官は「自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、連携を強化し、地域の平和と安定に貢献していく」と述べました。

海上自衛隊によりますと、今回「ロナルド・レーガン」との共同訓練は行っていないとしています。