内閣改造 岸田首相 松野官房長官を留任させる方向で調整

岸田総理大臣は、来週10日に行う内閣改造と自民党役員人事で、麻生副総裁と茂木幹事長を留任させる意向を固めたほか、松野官房長官を留任させる方向で調整を進めています。
政権の骨格を維持したうえで体制を強化したい考えで、どの程度の規模で内閣改造を行うのかが焦点となります。

参議院選挙のあと初めてとなる臨時国会の閉会を受け、岸田総理大臣は、内閣改造と自民党の役員人事を来週10日に行う方針です。

このうち党役員人事で、岸田総理大臣は、これまでに、麻生太郎副総裁と茂木敏充幹事長を留任させる意向を固めました。

両氏は、党内第2派閥の茂木派と第3派閥の麻生派でそれぞれ会長を務め、定期的に岸田総理大臣と会談するなどして、政権を中枢で支えてきており、参議院選挙で勝利したことも踏まえ、続投させることで、政権基盤を引き続き、安定させたいねらいがあるものとみられます。

また、内閣改造では松野官房長官を留任させる方向で調整を進めています。

一方、参議院選挙に立候補せず国会議員を引退した金子農林水産大臣と二之湯国家公安委員長は交代する見通しです。

岸田総理大臣は6日、広島での平和記念式典に出席したあと、政権幹部と協議するなどして人事の検討を進めることにしています。

物価高騰への対応や新型コロナ対策、それに、ウクライナ情勢や米中対立などを踏まえた安全保障政策の見直しなど課題が山積する中、岸田総理大臣は、政権の骨格を維持したうえで体制を強化したい考えで、どの程度の規模で内閣改造を行うのかが焦点となります。