日米外相 中国の弾道ミサイル発射を強く非難

林外務大臣は、訪問先のカンボジアでアメリカのブリンケン国務長官と立ち話の形で意見交換し、中国による弾道ミサイルの発射を強く非難するとともに、地域の平和と安定のため引き続き両国で緊密に連携していくことを確認しました。

ASEAN=東南アジア諸国連合の一連の外相会議に出席するため、カンボジアを訪れている林外務大臣は、4日夜、アメリカのブリンケン国務長官と立ち話の形で意見を交わしました。

この中で、林外務大臣は「中国の弾道ミサイルが排他的経済水域内を含む日本の近海に落下したことは、わが国の安全保障と国民の安全に関わる重大な問題だ」と述べ、中国側に抗議するとともに軍事演習の即刻中止を求めたことを説明しました。

そのうえで両外相は、中国による弾道ミサイルの発射を強く非難するとともに、地域の平和と安定のため、引き続き両国で緊密に連携していくことを確認しました。

これに先立って林大臣は、ブリンケン長官、オーストラリアのウォン外相と日米豪3か国の外相会談を行い、中国の一連の軍事活動に深刻な懸念を表明するとともに、地域の安定に向けた連携が重要だという認識で一致しました。

また3人の外相は、自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、3か国を含めさまざまな同盟国や同志国の枠組みで効果的に協力していくことを確認しました。