巨人 13日ぶりの試合 原監督「リスタートで一丸となって」

プロ野球、巨人は新型コロナウイルスの感染が相次いだ影響で2日の阪神戦が13日ぶりの試合となりましたが、3対6で敗れました。

巨人は先月19日から新型コロナウイルスの感染が相次ぎ、1日までに84人が感染が確認され、6試合が中止となりました。

先月20日以来、13日ぶりとなった東京ドームでの阪神戦では感染から復帰した原辰徳監督が指揮を執り、同じく復帰した岡本和真選手や丸佳浩選手など4人が先発出場しました。

試合は2点を追う4回にノーアウト一塁三塁の場面で3番の丸選手がタイムリーヒットを打って、1点差に迫り、さらに相手のエラーで2点を奪って3対2と逆転しました。

しかし、先発のメルセデス投手が1点リードの6回にタイムリーヒットを打たれて同点に追いつかれ、続く7回にもワンアウト二塁三塁のピンチで犠牲フライを打たれて勝ち越されました。

4回以降、追加点を奪えなかった巨人は3対6で阪神に敗れ、13日ぶりの試合となった後半戦の最初の試合は黒星となりました。

また、抑えの大勢投手やリリーフの平内龍太投手も復帰し試合前の練習には参加していたものの1軍の出場選手の登録はされませんでした。

試合後、原監督は「選手たちにはリスタートということで一丸となって頑張っていこうと声をかけた。今いるベストの選手たちでベストを尽くすこと。その思いで戦っていく」と話していました。