夏の全国高校野球 大会前検査で代表校10校 部員ら26人感染確認

高野連=日本高校野球連盟などは、夏の全国高校野球に出場する49の代表校を対象に大会前に行った新型コロナウイルスのPCR検査で10校の部員と指導者、合わせて26人の感染が確認されたと発表しました。

高野連などは、今月6日に甲子園球場で開幕する夏の全国高校野球に向けた新型コロナの感染対策として、49の代表校の部員と指導者を対象に大会前と初戦を勝ったあとの最大2回、PCR検査を行うことにしています。

このうち、大会前の検査は、先月29日から今月1日まで行われ、49の代表校の1641人が受けました。

その結果、10校の部員と指導者、合わせて26人の感染が確認されたということです。

今大会の感染拡大予防のガイドラインでは、各代表校は、大会前の検査で陰性を確認したうえで、甲子園球場近くの宿舎に移動することが示されていて、感染が確認された代表校の中には出発を見送ったケースも出てきています。

高野連などは2日午後4時半からオンラインで記者会見を開き、詳しい内容や今後の対応について説明するとしています。