木原官房副長官 “若い世代 できるだけ早い3回目接種を”

新型コロナの感染の急拡大が続く中、木原官房副長官は記者会見で、若い世代で感染者が急増している一方、3回目のワクチン接種率が低い水準にとどまっているとして、政府全体で広報を強化し、できるだけ早く接種を受けるよう促していく考えを示しました。

この中で、木原官房副長官は「10代から30代など若い世代を中心に新型コロナの感染者が急増している一方、若い世代の3回目のワクチンの接種率は3割から5割台にとどまっている」と指摘しました。

そのうえで、来月いっぱいまでを「ワクチン推進強化月間」と位置づけ、岸田総理大臣が若者に接種を呼びかける動画を配信するなど政府全体で広報を強化し、できるだけ早く接種を受けるよう促していく考えを示しました。

そして「若い方でも重症化したり症状が長引いたりする可能性もある。ワクチン接種は自身だけでなく、家族や友人、高齢者など大切な方を守ることにもつながるので、できるだけ早い3回目の接種をお願いしたい」と呼びかけました。