プロ野球 日本ハム 新庄監督ら11人が新型コロナ感染

プロ野球 日本ハムは、新庄剛志監督やコーチ4人、それに選手4人など、合わせて11人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。
日本ハムは19日に相手の本拠地でオリックス戦を控えていますが、球団によりますと、今のところ、監督代行をたてて、試合は行われる予定だとしています。

19日の試合は行われる予定 監督は代行で

日本ハムでは、16日から17日までに選手3人とコーチ1人の合わせて4人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、18日も1軍でPCR検査を行いました。

その結果、新庄監督の感染が確認されたほか、コーチ陣では林孝哉ヘッドコーチ、武田勝投手コーチ、金子誠野手総合兼打撃コーチ、紺田敏正外野守備走塁コーチの4人の感染が確認されました。

また、選手では、福田俊投手、ブライアン・ロドリゲス投手、キャッチャーの宇佐見真吾選手、内野手の谷内亮太選手の4人、それにスタッフ2人の、合わせて11人の感染が確認されたということです。

今回感染が確認された11人全員は無症状だということです。

これで日本ハムでの感染確認は15人になりました。

日本ハムは19日、相手の本拠地でオリックス戦を控えていますが、球団によりますと今のところ、チームは移動したうえで、監督代行をたてて、試合は行われる予定だとしています。

楽天 西川遥輝が新型コロナ感染

プロ野球 楽天は、シーズン序盤のチームの好調を支えた西川遥輝選手が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。

楽天によりますと、西川選手は18日、球団が定期的に行っているPCR検査で陽性と判定されました。

西川選手は18日に仙台で行われたオリックス戦に向け試合前の練習に参加し、1番・センターで先発出場も発表されていました。

現在はチームと離れて療養しているということです。

西川選手は今シーズン、主に打順1番で75試合に出場し、開幕直後の3月・4月の月間MVPに輝く活躍を見せるなど、シーズン序盤のチームの好調を支えました。

広島 2軍の選手など新たに12人が新型コロナ感染

プロ野球 広島は、中継ぎの塹江敦哉投手など、2軍の選手とスタッフ合わせて12人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

これで広島の2軍の選手・スタッフの感染者は合わせて34人になりました。

球団によりますと、前日に2軍の選手とスタッフ合わせて22人の感染が確認されたことを受けて、17日と18日、PCR検査を行ったところ、今シーズン、中継ぎとして20試合に登板していた塹江投手、先発として4試合に登板していた玉村昇悟投手など、2軍の選手8人とスタッフ4人の合わせて12人の感染が確認されました。

このうち、塹江投手など4人が発熱やのどの痛みを訴えていて、そのほかの選手は無症状だということです。

この影響で、19日から3日間、福岡県内で予定されていた、広島とソフトバンクの2軍の試合は中止が決まっています。

一方、広島の1軍については予定どおり活動を続けるということです。