NY外国為替市場 1ドル=139円台前半に 金融引き締め加速の観測

14日のニューヨーク外国為替市場は、アメリカで金融の引き締めが一段と加速するという観測から、円相場は一時、1ドル=139円台前半まで値下がりしましたが、その後は円を買い戻す動きもみられました。

14日のニューヨーク外国為替市場は、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が今月下旬の会合で、通常の4倍となる1%の大幅利上げを決めるのではないかという観測から、円を売ってドルを買う動きが強まり、円相場は一時、1ドル=139円30銭台まで値下がりして、およそ24年ぶりの円安水準を更新しました。

ただ、その後、FRBのウォーラー理事が講演で、1%の利上げについては今後発表される消費などの指標が予想を超えて強かった場合に検討されるとして、基本的には前回の会合と同じ0.75%の利上げを支持すると表明したため、市場では1%の利上げ観測がいくぶん後退して、円を買い戻す動きもみられました。

市場関係者は「FRBの利上げペースと景気への影響を見極める展開が続いている。15日に発表されるアメリカの小売りや消費者心理の統計が次の注目点になる」と話しています。