西~東日本で大気不安定 九州南部で局地的に激しい雨

台風4号から変わった温帯低気圧などの影響で西日本や東日本では大気の不安定な状態が続き、九州南部などで局地的に激しい雨が降っています。気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、落雷、竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、台風4号から変わった温帯低気圧は伊豆諸島付近を進み、この低気圧に向かって西から暖かく湿った空気が流れ込んでいます。

九州南部や中国地方などで局地的に雨雲が発達し、午前9時までの1時間に鹿児島県がいちき串木野市に設置した雨量計で84ミリの猛烈な雨を観測したほか、午前8時半までの1時間には山口県宇部市で43ミリの激しい雨が降りました。

6日朝にかけては低気圧に近い伊豆諸島で断続的に激しい雨が降り、八丈島では午前6時までの12時間の雨量が201.5ミリに達しています。

一方、関東南部などには発達した雨雲が流れ込まず、大雨にはなりませんでした。

しかし、上空には寒気が流れ込んでいるためこのあとも東北から九州の広い範囲で大気の不安定な状態が続き、局地的に雨雲が発達するおそれがあります。

気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水のほか、落雷、竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。

発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、屋外では頑丈な建物に移動する、室内ではカーテンを閉めて窓から離れるなど、対策をとるよう心がけてください。