ユーロ圏の6月消費者物価指数 伸び率過去最大 記録的インフレ

ドイツやフランスなど、ユーロ圏19か国の先月の消費者物価指数の伸び率は8.6%と過去最大を更新し、記録的なインフレの影響が家計や企業活動に一段と広がっています。

EU=ヨーロッパ連合が7月1日に発表した先月のユーロ圏の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べて8.6%の上昇と、統計をさかのぼれる1997年以降で最大の伸び率となりました。

ロシアによるウクライナ侵攻を背景に、エネルギー価格が41.9%と大幅に上昇したほか、食料品など幅広い品目でインフレが加速しました。

国別では、ドイツが8.2%、フランスが6.5%となり、スペインは、10.0%とふた桁の伸び率となりました。

ユーロ圏の消費者物価指数が、ヨーロッパ中央銀行が目標とする2%を上回るのは、去年7月から12か月連続となり、記録的なインフレの影響が家計や企業活動に一段と広がっています。

ヨーロッパ中央銀行は、今月21日の理事会で、0.25%の金利の引き上げに踏み切る見通しで、ことし9月にも追加で利上げする可能性を示しています。