高齢者や体の不自由な人など 開店前にゆっくりと買い物を 高知

ふだんは歩行器を使うなど、1人で買い物をするのが難しいお年寄りや、体が不自由な人などに、開店前の店舗で店員などがサポートすることで、ゆっくりと買い物をしてもらおうという取り組みが高知市の衣料品店で行われました。

これは、衣料品のチェーン店と高知市、それに社会福祉協議会などが協力して、今回初めて行ったものです。

30日は、高知市城山町にある衣料品店で、高齢者施設などで暮らすおよそ30人が、通常の開店時間のおよそ1時間前に店舗を訪れました。

訪れた人の中には、ふだん歩行器を使って歩いている人もいて、自分では手が届かない位置に陳列されている服を店員に持ってきてもらうなどして、買い物をしていました。

また、耳が不自由な人に対しては、地域包括支援センターの職員が筆談で買い物を手伝っていました。

開店前の店内とあって、ほかに客がいなかったため、訪れた人たちは店員などと談笑するなどして、ゆっくりと買い物を楽しんでいる様子でした。

買い物をしたお年寄りは「あまり来たことがなかったが、丁寧に接客してもらえたり、意外と私たち向けの服があったりしてよかった」とか「施設に入所していて、ふだんは外出が難しいので、久しぶりに買い物ができてリフレッシュできた」などと話していました。