NY外国為替市場 一時 1ドル=137円台まで値下がり 約24年ぶり

29日のニューヨーク外国為替市場では円を売ってドルを買う動きが強まって円相場は一時およそ24年ぶりに1ドル=137円台まで値下がりしました。急速な金融引き締めによって日米の金利差が拡大するとの見方を背景により利回りが見込めるドルが買われたためで、円安ドル高が一段と加速しています。

29日のニューヨーク外国為替市場では円を売ってドルを買う動きが強まり、円相場は一時1ドル=137円台まで値下がりしました。

1ドル=137円台をつけるのは1998年9月以来およそ24年ぶりです。

円安の背景にはアメリカの中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長が29日に行われたフォーラムでインフレの抑制を優先する姿勢を改めて示したことから、急速な金融引き締めによって日米の金利差が拡大するとの見方が強まったことがあります。

円相場は1ドル=128円台の水準だった先月末と比べてドルに対して8円以上値下がりし、円安ドル高が一段と加速しています。

市場関係者は「FRBは来月の金融政策を決める会合でも大幅な利上げを行うと見込まれ、アメリカの金利が高止まりする中、ドルが買われやすくなっていて、円安がどこまで進むのか見通せない状況が続いている」と話しています。