節電プログラムとは?ポイントの仕組みは?10万件超申し込みも

政府はことし8月中をめどに電力会社などの節電プログラムに参加する家庭に、国が2000円相当のポイントを付与する制度などを開始できるよう準備を進める考えを示しました。

すでに受け付けが開始され、10万件を超える申し込みのあった節電プログラムも。

いったいどのような内容なのでしょうか?

東京電力 1キロワットアワー節電で5円分のポイント

東京電力エナジーパートナーは来月1日から、電気の使用量が直近数日間の平均より減った家庭に買い物などに使える独自のポイントを付与するキャンペーンを始めます。

ウェブサイトでキャンペーンへの参加を申し込むと東京電力側から節電してほしい時間帯についてメールが届き、家庭で実際に電力使用量が減ると1キロワットアワー当たりの節電で5ポイント=5円相当が付与される仕組みです。
東京電力によりますと、今月8日からキャンペーンへの参加の申し込みを受け付けていますが、今月20日の時点で10万件以上の申し込みがあったということです。

申し込みは8月20日まで受け付けていて、会社側はキャンペーン期間中に延べ45万人の参加者を見込んでいます。

東京ガス 「節電チャンスタイム」の設定

また関東地方を中心におよそ300万世帯に電力を販売している「東京ガス」も来月27日から新たな節電キャンペーンを行います。
キャンペーンでは電力需給のひっ迫が予想される日に「節電チャンスタイム」を設定し、参加者がその時間帯の電力使用量を直近数日間の平均より減らすことができればポイントをもらえる仕組みです。

会社によりますと、これまでに3万6000人の申し込みが寄せられているということです。

各社で異なる制度

節電への協力に対してポイントを付与する取り組みは関西電力、中部電力、九州電力、四国電力、北陸電力、それにソフトバンクの新電力「SBパワー」なども行うことになっていますが制度の詳細は会社によって異なっています。詳しくは各社のホームページなどで紹介されています。

政府 8月中をめどに制度開始を準備

萩生田経済産業大臣は28日の閣議のあとの記者会見で「今後の需要面の対策を確実に進めるため、より多くの国民や企業が電気の効率的な利用に取り組んでもらえるよう、電力各社の節電プログラムに参加すれば電気料金の負担軽減につながる新たな措置を講じていく」と述べました。
そのうえで各社の節電プログラムに参加する家庭に対して国が2000円相当のポイントを付与するなど、ことし8月中をめどに制度を開始できるよう準備を進める考えを示しました。

また秋以降については、各社の節電プログラムに参加し一層の節電に取り組んだ家庭や企業に対して、ポイントを上乗せすることも検討する考えも示しました。