奈良 大安寺「笹酒祭り」2年ぶりに境内で「笹酒」ふるまわれる

竹の器に入れた酒を飲んでがん封じなどを願う「笹酒祭り」が、奈良市の大安寺で行われ、新型コロナウイルスの影響で持ち帰る形になっていた「笹酒」が、2年ぶりに境内でふるまわれました。

「笹酒祭り」は、奈良時代の光仁天皇が大安寺の竹で作った器で酒を飲んで、長生きしたという言い伝えにちなんだ伝統行事で、毎年1月と6月の2回行われています。

23日は参拝者ががん封じや無病息災を願う祈とうを受けたあと、竹の器を手にして浴衣姿の「笹娘」たちから、竹の筒に入った「笹酒」をふるまわれました。
祭りは新型コロナウイルスの影響でこのところは「笹酒」を持ち帰る形に縮小されていましたが、酒は1杯だけなど対策を行ったうえで2年ぶりに境内でのふるまいが行われ、訪れた人たちは竹の香りのする笹酒を味わっていました。

京都府から訪れた50代の女性は「毎月お参りしていますが、笹酒祭りには初めて来ました。おかげさまでがんが再発していないので、1日1日を大切にしたいです」と話していました。