尖閣諸島沖 中国海警局の船2隻が領海侵入 58時間超え過去最長

沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船2隻が21日から日本の領海に侵入し、付近で操業している日本の漁船に繰り返し近づこうとしています。
領海への侵入は58時間を超えていて、10年前に政府が尖閣諸島を国有化して以降最も長くなり、海上保安本部は直ちに領海から出るよう警告を続けています。

第11管区海上保安本部によりますと、21日の午前4時すぎ、尖閣諸島の魚釣島の沖合で中国海警局の船2隻が日本の領海に侵入しました。

2隻は付近で操業している3人が乗り組む日本の漁船に繰り返し近づこうと領海内の航行を続けていて、23日午後3時には領海への侵入は58時間を超えました。

これは過去最長だったおよそ57時間を上回り、10年前に政府が尖閣諸島を国有化して以降最も長くなりました。

2隻は23日午後3時現在、南小島の沖合およそ3キロから5キロの領海内にいて、海上保安本部は、直ちに領海から出るよう警告を続けるとともに、周囲に巡視船を配備して警戒を強めています。