埼玉 川越 人質立てこもり事件 容疑者 逮捕時の所持金は数十円

埼玉県川越市のインターネットカフェで起きた人質立てこもり事件で、逮捕された容疑者の所持金が数十円だったことが捜査関係者への取材で分かり、警察は事件に至る経緯を調べています。

住所・職業不詳の長久保浩二容疑者(42)は21日の夜、埼玉県川越市のインターネットカフェの個室ブースで20代の女性従業員を人質にとり、およそ5時間にわたって立てこもったとして、22日監禁の疑いで逮捕され、23日、容疑を監禁傷害に切り替えて検察庁に送られました。

捜査関係者によりますと、容疑者は、10年前にも愛知県の信用金庫で人質立てこもり事件を起こし、ことし4月に出所したばかりで、今月に入ってから県内や周辺のインターネットカフェを転々としていたということです。

事件があった店には21日の午前中に来店し、会員カードを使って利用していましたが、その後の調べで逮捕されたときの所持金は数十円だったことがわかりました。

調べに対し「自分の人生に嫌気が差した。事件を起こせば刑務所に戻れると思った。死刑や無期懲役になりたかった」などと供述しているということで、警察は事件の動機など詳しいいきさつを調べています。