「涼しさを」スズムシ 障害者支援施設で出荷作業 徳島 鳴門

徳島県鳴門市で、暑い夏に涼しげな音を響かせるスズムシの出荷作業が始まっています。

徳島県鳴門市の大麻町にある障害者支援施設「板東の丘」は、20年前からスズムシを育て、毎年この時期に全国に出荷しています。

ことしも今月から出荷が始まり、23日は、施設の職員や利用者がスズムシの飼育セットをつくりました。

利用者らは、飼育用のケースに、こけや餌のにんじんなどを入れたあと、3センチほどのメスとオスのスズムシを数匹ずつ丁寧に移し、1つずつ段ボールやひもでこん包していました。

スズムシは、ケースの中で羽を震わせて涼しげな音色を響かせていました。

施設は、スズムシの飼育セットを1000個ほど作る予定で、来月29日まで全国の郵便局で注文を受け付けるほか、施設や道の駅でも販売するということです。
「板東の丘」の支援員の阿部浩太郎さんは「スズムシの鳴き声は涼しさを感じるものなので、癒やしを感じてもらえたらと思う」と話していました。