給付金詐欺事件 六本木の飲食店で不正受給グループ拡大か

国から支給される「持続化給付金」をだまし取ったとして、インドネシアから日本に移送された47歳の容疑者が逮捕された事件で、容疑者が東京 六本木にある飲食店の当時の店長や複数の客とともに不正受給のグループを拡大させた疑いがあることが、捜査関係者への取材で分かりました。

住所・職業不詳の谷口光弘容疑者(47)はおととし、新型コロナウイルスの影響で事業収入が大幅に減ったといううその申請をして、国の持続化給付金をだまし取ったとして、全国に指名手配されていましたが、22日、滞在先のインドネシアから日本に移送され、詐欺の疑いで逮捕されました。

また、谷口容疑者とともに不正受給に関わったとして、東京 港区の仲介業、太田浩一朗容疑者(34)も22日、新たに逮捕されました。

東京 六本木にある飲食店の元店長で、谷口容疑者は店の常連客だったということです。

その後の調べで、谷口容疑者が太田容疑者やこの飲食店で知り合った複数の客とともに不正受給のグループを拡大させた疑いがあることが、捜査関係者への取材で分かりました。

その過程で2人の息子も三重県から東京に呼び寄せ、うその申請の手続きなどをさせていたとみられるということです。

警視庁は、グループが15ほどの班を作って全国でうその申請の名義人を勧誘し、これまでにおよそ10億円を不正に受給したとみて調べています。

2人の容疑者の認否については明らかにしていません。