参議院選挙 期日前投票始まる 大学や駅構内にも投票所を設置

22日に公示された参議院選挙は、23日から期日前投票が始まりました。

参議院選挙には、選挙区と比例代表に合わせて545人が立候補し、岸田政権に対する評価や物価高騰対策、それに外交・安全保障政策などを争点に選挙戦が始まっています。

23日からは、7月10日の投票日に仕事や旅行などで投票に行けない有権者を対象にした期日前投票が始まりました。

期日前投票は、自治体が設置した「期日前投票所」で原則として、午前8時半から午後8時まで受け付けられます。

2003年に期日前投票の制度が導入されて以降、利用者は徐々に増えていて、前回、3年前の参議院選挙では、有権者全体の16%余りにあたる、およそ1706万人が期日前投票を行いました。

総務省によりますと、今回の選挙では、より多くの人に利用してもらうため、市役所などの公共施設のほか、大学などに76か所、ショッピングセンターなどに376か所、それに駅の構内にも14か所、期日前投票所が設置されます。

また、平日仕事がある人も利用しやすいよう、407か所では投票の開始を午前8時半より前に早めたり、終了を午後8時以降に延長したりするということです。

参議院選挙の期日前投票は、23日から投票日前日の7月9日まで行われます。

海外に住む有権者の在外投票も234か所で始まる

参議院選挙が22日に公示されたことを受けて、海外に住む有権者の在外投票が始まり、韓国でもソウルにある日本大使館などで有権者が1票を投じていました。

在外投票は、海外に住む日本人が外国にいながら国政選挙に投票できる制度で、今回の参議院選挙では、世界各地の日本大使館や総領事館など234か所で投票が行われます。

在外選挙人名簿に登録されている人の数は、公示日前日の時点でおよそ9万9000人となっています。

およそ2700人が登録されている韓国では、ソウルにある日本大使館などで23日午前9時半に投票が始まりました。

在外投票では、日本を出国する前に住んでいた地域の選挙区と、比例代表に投票する仕組みで、訪れた有権者は候補者名などを記入したあと、投票用紙の入った封筒を担当者に渡して1票を投じていました。

投票を終えた40代の女性は「韓国に住んでいるので、国際関係が気になる。日韓関係がよくなって、ともに発展してほしい」と話していました。

在外投票の期間は投票所によって異なりますが、7月4日までにすべて締め切られ、投票用紙が日本に運ばれたのち、7月10日に開票されます。