米議会乱入 公聴会で “トランプ氏支持者から脅迫”証言相次ぐ

去年、アメリカの連邦議会にトランプ前大統領の支持者らが乱入した事件をめぐり、議会の公聴会が開かれ、南部ジョージア州の選挙の責任者など多くの関係者が選挙に不正があったというトランプ氏の一方的な主張に賛同しなかったことで家族が脅迫されるなどの被害を受けたと証言しました。

去年1月のアメリカ連邦議会への乱入事件をめぐって、議会下院の特別委員会は21日、公聴会を開き、選挙運営の責任者や開票作業に関わった担当者などが証言しました。

このうち、トランプ前大統領から選挙結果を覆すよう圧力をかけられたとされる南部ジョージア州の州務長官は、およそ300の事案をすべて調べたものの、不正は見つからなかったと述べました。

その結果、妻が、不満を持つトランプ氏の支持者から脅迫を受けたり、義理の娘の家に何者かが押し入ったりしたとしています。

また、ジョージア州で開票作業にあたった女性は、トランプ陣営から大量の偽の投票用紙を持ち込んだという事実と異なる疑いを持たれた結果「外出もできず食料品の買い物にも行けなくなった。今もおびえながら生活せざるをえない」と証言しました。

公聴会では、このほかにも、選挙に不正があったというトランプ氏の主張に賛同しない関係者に対して、トランプ氏の支持者から嫌がらせの行為があったという証言が相次ぎました。