NY外為市場 1ドル=136円台後半 24年ぶりの円安ドル高水準更新

21日のニューヨーク外国為替市場では円安が一段と進み、円相場は一時、1ドル=136円台後半まで値下がりしておよそ24年ぶりの円安ドル高水準を更新しました。

21日のニューヨーク外国為替市場ではロンドン市場の流れを引き継いで円を売ってドルを買う動きが強まり、円安がじりじりと進む展開となりました。

このため円相場は一時、1ドル=136円台後半まで値下がりして1998年10月以来、およそ24年ぶりの円安ドル高水準を更新しました。

急速な円安の背景には、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が先週、異例の0.75%の大幅利上げに踏み切り、アメリカの長期金利が上昇傾向にあるのに対して、日銀は大規模な金融緩和を続けて長期金利の上昇を抑え込む姿勢を示していることから日米の金融政策の方向性の違いが意識され、金利差が拡大するとの見方が広がっていることがあります。

また、円相場はユーロに対しても一時、1ユーロ=143円台後半まで値下がりしました。

市場関係者は「円は世界のほかの国の通貨の中でもドルに対する値下がりが際立っていて、値下がりのペースがこのところ速まっていることが日本経済に及ぼす影響を懸念する声も出ている。当面、円安に歯止めがかかる材料は見当たらず、どこまで円安が進むのか、見通せない状況が続いている」と話しています。

NYダウ平均一時700ドル超の大幅値上がり

21日のニューヨーク株式市場は、このところ売られていた銘柄を中心に買い戻しの動きが強まり、ダウ平均株価は一時、先週末に比べて700ドルを超える大幅な値上がりとなりました。

終値は先週末に比べて641ドル47セント高い3万530ドル25セントでした。

ダウ平均株価は先週16日に1年5か月ぶりに3万ドルの大台を割り込み、先週末の終値は前の週に比べて1500ドルを超える大幅な値下がりとなっていましたが、下落にひとまず歯止めがかかりました。

IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も2.5%の大幅な上昇となりました。