財務省 矢野事務次官が退任 後任は茶谷栄治主計局長が昇格

財務省は、矢野康治事務次官が退任し、後任に茶谷栄治主計局長を昇格させる人事を発表しました。退任する矢野事務次官は去年、月刊誌に寄稿した記事で新型コロナウイルスにまつわる経済政策の論争を「バラマキ合戦」と批判し、議論を呼びました。

新しい事務次官に就任する茶谷氏は、奈良県出身の58歳。昭和61年に当時の大蔵省に入り、日銀との政策調整を担当する総括審議官などを務めたあと、去年7月からは主計局長として、過去最大規模となった昨年度の補正予算や、今年度の当初予算の編成に当たりました。

一方、退任する矢野事務次官は去年10月、月刊誌「文藝春秋」に新型コロナにまつわる経済政策の論争を「バラマキ合戦」と批判する記事を寄稿し、官僚としては歯に衣着せぬ物言いで議論を呼びました。

矢野事務次官は去年7月に就任しましたが、財務省では事務次官が1年で交代するケースは多くあります。