NY市場 一時1ドル134円台半ば 約20年ぶり円安ドル高水準更新

8日のニューヨーク外国為替市場では円を売ってドルを買う動きが一段と強まり、円相場は一時、1ドル=134円台半ばまで値下がりしておよそ20年ぶりの円安ドル高水準を更新しました。また、円相場はユーロに対しても一時、1ユーロ=144円台まで大きく値下がりし、7年5か月ぶりの円安ユーロ高水準となりました。

8日のニューヨーク外国為替市場では、東京市場やロンドン市場で円安ドル高が進んだ流れを引き継いで円を売ってドルを買う動きが一段と強まり、円相場は一時、1ドル=134円台半ばまで値下がりしました。

これは2002年2月以来、20年4か月ぶりの円安ドル高水準です。

円安が進む背景には、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が利上げを進める姿勢を示す中、大規模な金融緩和を続ける姿勢を示す日本との金利差の拡大が改めて意識されていることがあります。

市場関係者は「原油や天然ガスの価格が高騰し、日本からエネルギーを買うための円売りドル買いが増えるとの見方が出ていることも円安の加速につながっている」と話しています。

また、円相場は、ヨーロッパ中央銀行が7月にも利上げに踏み切るとの観測を背景に、ユーロに対しても一時、1ユーロ=144円台まで大きく値下がりし、2015年1月以来、7年5か月ぶりの円安ユーロ高水準となりました。