宮城 南三陸町で100回目の「福興市」カキやホタテが無料で

東日本大震災のあと宮城県南三陸町で始まった「福興市」の開催が29日で100回目を迎え、朝から多くの人でにぎわいました。

この「福興市」は、震災で傷ついた町に活気を取り戻そうと、南三陸町の志津川地区で震災の翌月からほぼ毎月開かれていましたが、新型コロナウイルスの影響で去年1月の99回目を最後に開かれていませんでした。

実行委員会は感染状況が落ち着いてきたとして29日、100回目の市を開催し、地元の農協や水産加工会社のほか、山形県や岡山県など県内外からおよそ30の団体が出店しました。
会場では先着1000人に地元でとれたカキやホタテが無料でふるまわれ、訪れた人たちが味わっていました。

訪れた20代の男性は「震災の後から復興にかける皆さんの思いが続いているのだと思います。南三陸のカキもおいしく楽しませてもらっています」と話していました。

実行委員会の山内正文委員長は「これだけの人が来てくれてとてもありがたいです。100回を区切りに新たなイベントを考えていきたいです」と話していました。