米ボーイング社の新型宇宙船 地球に帰還 有人での飛行試験へ

アメリカの航空機大手ボーイングが開発中の新型宇宙船が、無人での試験飛行を終え26日、宇宙から地球に帰還しました。NASA=アメリカ航空宇宙局は試験は順調に進んだとして、今後、有人での飛行試験を実施する考えを示しました。

ボーイングが開発中の有人宇宙船「スターライナー」は日本時間の今月20日、有人飛行に向けた最終段階の試験のため、無人で打ち上げられ、国際宇宙ステーションへのドッキングに成功しました。

宇宙船は複数の試験を行ったあと、26日に国際宇宙ステーションを離れて地球に帰還を開始し、午前8時前にアメリカ西部ニューメキシコ州に着陸しました。

NASAはすでにスペースXが開発した有人宇宙船の運用を開始していますが、国際宇宙ステーションへの輸送を安定して行ううえで、別のタイプの宇宙船を並行して運用する必要があるとして、当初の予定より大幅に遅れながらもボーイングの宇宙船の開発を継続しています。

NASAとボーイングは着陸後の会見で、試験を通じて解決すべき問題が見つかったものの、全体として順調に進んだとして、今後、データを精査したうえで有人での飛行試験に移る考えを示しました。